一般歯科

1.う蝕(むし歯)の予防法

う蝕(むし歯)とはなんでしょう?
う蝕(むし歯)とはなんでしょう?

う蝕(虫歯)は、物をたべて3分くらいしてから虫歯のばい菌が糖分を取り込み酸を作ります。30分くらいのあいだにこの酸が歯を溶かして虫歯になると考えられます。

そのため食後はできるだけはやく歯磨きをすることが大事です。一般的に歯に悪いと言われているお菓子やジュースなども摂取後できるだけはやく歯を磨けばいいのです。しかし間食が多く不規則にまたはいつも口の中に食べ物や飲み物が入っていると虫歯になりやすいので注意が必要です。また、いわゆるスポーツ飲料水は健康イメージで安心してしまいますが、酸性の性質で砂糖を多く含み、ペットボトルで頻繁に摂取しがちなので虫歯になりやすい飲み物といえます。

また虫歯になりにくい丈夫な歯をつくるためにはフッ素を日常的に歯や体内に取り込むことが重要です。フッ素の主な働きには歯の質を丈夫にすることや口の中の細菌の働きを弱める事、できはじめの虫歯(CO)を治すことができる事などがあります。他に色々な摂取方法がありますが家庭で手軽にできる方法としてはフッ化物配合の歯磨き粉を使用し、歯磨きの後のうがいは1回か2回程度軽くゆすぐ程度にとどめある程度薬効を残した状態で30~60分は飲食しない事です。

フッ素は海産物(えび・海草・貝・いわし)やお茶・紅茶などに多量に含まれています。常にペットボトルなどで水分補給する方はジュースやスポーツ飲料水などを控えめにしてお茶に換えたほうが良いでしょう。砂糖が入ってませんし、フッ素以外にもタンニン(カテキン)という成分が含まれており、これには殺菌作用と抗酸化作用があり、虫歯予防にも役立つことがわかっています。

また、虫歯を予防するためには細菌の塊である歯垢(プラーク)を歯の表面からきれいに取り除くことが必要です。これをプラークコントロールといいます。そのためには丁寧な歯磨きが重要ですが、歯ブラシだけでは歯と歯の間のプラークは60%程度しか除去できないといわれています。

予防法①:歯垢を取り除く、プラークコントロール
フロス 歯間ブラシ 糸ようじ

そのため、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助清掃器具を併用することが必要になります。特にフロスの使用が習慣になっていない方は1日1回は使用するようにしたほうが良いでしょう。習慣になってくると逆に使わないほうが気持ち悪くなってきます。

アメリカではフロスorダイ(フロスか死か)と言われるほど使用頻度が高い清掃グッズですが、日本ではまだまだ普及しているとはいえません。最初は糸ようじなどホルダーが付いているものが使いやすいと思います。切れるまで洗って何度でも使う事ができます。虫歯や歯周病、口臭予防の第1歩としてまずフロスを使用することをおすすめします。

予防法②:定期的に歯科医院で高濃度フッ素塗布を受ける

フッ素の効果

① 歯の表面を酸に溶けにくくし、強い歯に変えていきます
② 酸に侵されてむし歯になりかかった部分を修復します
③ むし歯菌の酸を作り歯を溶かそうとする働きを弱めます

予防法③:だ液検査を受ける

だ液を調べると、だ液の量や中和力、むし歯の菌の数などがわかり、その人の体質に合ったむし歯予防法をご提案することが出来ます。