あご・骨の症状

2.顎変形症

顎変形症

当医院では、矯正歯科と口腔外科の専門医と共同で治療を行っております。専門病院の紹介も可能です。一人で悩まずに一度ご相談ください。

顎変形症と外科的矯正治療について

一般に上顎あるいは下顎が前に伸び過ぎていたり、逆に顎が小さいなどで上下の歯のかみ合わせが大きくずれてしまっていたり、あるいは顔が非対称で歪んでいるような場合は「顎変形症」と総称される病気である可能性があります。このような状態ですとうまく噛めませんし、言葉がわかりづらいなどのいろいろな障害がでてきます。また「受け口」などといわれて容貌に一人悩むことも少なくありません。他にも前歯がでている、アゴが横にずれている、なども問題になってきます。

まだ小さい子供のうちは歯の矯正で対処できることもありますが、成人してからは時間的、社会的な制約だけでなく医学的な理由からもなかなか治療することは難しくなってきます。現在ではこのような方々に対して多くの場合、矯正治療に顎矯正手術を組み合わせることで、治療が可能になっています。また顎変形症の外科矯正手術は保険適用になります。

顎変形症の治療法
手術による矯正(外科矯正・顎矯正)

手術による矯正(外科矯正・顎矯正)

上アゴや下アゴの骨を手術して、アゴを正しい位置に移動させ、アゴの形や咬み合わせを正常にします。多くの場合、アゴの骨の移動だけでは、咬み合わせが正常にならないため、術前・術後に歯列の矯正を行います。主として、手術は口の中から行いますので、顔の外に手術の傷が残ることはほとんどありません。手術は全身麻酔下で行い、移動させた骨はネジやプレートで固定します。1週間程度の入院が必要になります。

歯列矯正

歯列矯正

歯列矯正装置を使って歯を動かし、受け口などの悪い歯並びを治します。顎の骨が発育期にある子供に対して行われることが多い治療ですが、大人でも矯正治療は可能です。最近は成人矯正が増えてきています。

Q指しゃぶりは歯並びに影響しますか?

指しゃぶりは3歳くらいまでは半数の子供にみられるくせですが4歳以降長い間続けていると出っ歯、開咬になったりします。

指しゃぶりの多い子は一般的に自分の思うようにならない子供に対して、思うようにできない母親の苛立ちや不安が、指しゃぶりを引き起こすと考えられているようです。 例えば、イライラしたり、怒ったり、禁止したり、命令したりすることが、指しゃぶりの原因であると考えられています。心理的に問題のある子供たちが精神状態を補償しようとして、口に指を持っていって心の安定化を図るのです。

指しゃぶりの停止は早ければ早い方がよいのですが、少なくとも永久歯が生えてくる前にはやめなければならないでしょう。また、心理的に影響がでるなどの情緒的な問題が引き起こされないように、3~4歳くらいまでは柔軟な態勢で見ることも必要です。