親知らず抜歯

親知らずって抜いた方が良いの?〜親知らず(智歯)の生え方と問題点〜

親知らずはどのような歯なのでしょう?

上顎、下顎の7番目の歯である第二大臼歯の後ろにある歯が親知らずで、一番最後に生えてきます。現代人は噛む習慣が少ないことなどにより、顎の骨の発達が悪く、顎が小さくなっているので、親知らずの生えるスペースが少なく、ほとんどがちゃんと生えることができません。多くは骨の中に埋まったままだったりします。つまり、正常にかみ合うことが極めて少ない歯なのです。歯ぐきの中に埋まってしまったり、手前の歯との間にすき間が生じ、歯垢や食べかすがつまって虫歯や歯周病を誘引したり、前方の歯を押して全体の歯並びを悪くします。

親知らずはいつ抜いたらいいか?

埋まったままの親知らずが発見されたら、早めに抜くことをおすすめします。その時に自覚症状がなくてもいずれ何らかの弊害を生ずることが多いからです。また、一度でも炎症が起こった親知らずは炎症を繰り返すことが多く、身体の抵抗力が落ちた時には大きく腫れることもあります。次第に炎症がひどくなりますから抜いた方がいいでしょう。噛むのに役立たないばかりではなく、手前の大事な7番目の奥歯まで虫歯や歯周病でだめにしてしまう恐れがあり、残しておいてメリットはありません。悪くなっている自覚はなくても、将来さまざまな悪影響を及ぼす可能性が非常に大きいので、事前に抜いておくことが賢明です。年齢を重ねますと、骨も硬くなり、治りも悪くなりがちですので、最近では10代後半から20代前半で親知らず抜歯をすることが多いです。10代前半ぐらいから歯科医院で、親知らずの状態をよく観察してもらうことをおすすめします。

全てが抜歯の対象となるわけではありませんが、抜歯をすることが決まったら、最善の方法で抜歯します。麻酔は不安や緊張をとるために、笑気吸入鎮静法や静脈内鎮静法など緊張をとるお薬を併用して安全にリラックスして治療を受けることが可能です。

歯が横に生えてきたり、根が曲がっていたり歯と骨が癒着している場合などは歯または骨を削って抜くこともあります。抜歯は十分に麻酔しますので、全く無痛です。2、3日腫れがでることもありますが、痛みに関しては痛み止めで抑えることができますので心配はありません。
抜歯は恐いという印象がありますが、全体の歯並びにまで影響を及ぼしますので、親知らず抜歯は若いうちに済ませておくことをおすすめします。

ページの先頭へ